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WBA、村田戦ジャッジ2人処分か 本田会長「処分なしなら再戦応じない」/BOX

WBA、村田戦ジャッジ2人処分か 本田会長「処分なしなら再戦応じない」/BOX

20日村田世界戦の採点

20日村田世界戦の採点【拡大】

 世界初挑戦で不可解な判定負けを喫した村田陣営がWBAに対して、強気な姿勢をみせた。WBAはヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長の指示を受け、試合、採点などを再検証中。26日にも陣営に調整試合を挟まない再戦指令(ダイレクトリマッチ)が通知されるという。

 「2人のジャッジを処分しなければ、指令を受けても再戦に応じるつもりはない」。そんな中、世界で指折りのプロモーター、本田会長は断言した。村田を「負け」とジャッジしたヒューバート・アール(カナダ)、ウスタボ・パディージャ(パナマ)両氏には何らかの処分が科される見込みだが、ペナルティーが再戦の条件とした。

 試合後、メンドサ会長は「判定は誤り」との異例の声明を発表。WBAも再戦の実現を目指しているが、本田会長が強硬なのは、他に選択肢があるからだ。WBC(世界ボクシング評議会)とWBO(世界ボクシング機構)の会長から「次はうちでやってくれ」と連絡があったことを明かした。他団体からのオファーは、いわば村田の実力が評価された証し。同会長は「WBAは選択肢のひとつにすぎない」との考えを示した。

 試合後、村田は進退について明言していないが、同会長は「もう練習したい気持ちになっているかもしれない」と心中を代弁した上で、「来月早々には(結論を)出すんじゃないか」と話した。負けても引く手あまたの村田の選択が注目される。 (伊藤隆)

  • 20日の王座決定戦でエンダム(左)に判定負けした村田は、ぼうぜんとした表情をみせた