2017.5.16 05:00

【藤島親方のこの一番】左使ったが何となくしのいだ勝利

【藤島親方のこの一番】

左使ったが何となくしのいだ勝利

 大相撲夏場所2日目(15日、両国国技館、観衆=1万816)稀勢の里は立ち合い、右を差されないよう左を固めて頭からいった。そのまま左は入らず、突きぎみに出て巻きかえて左四つになったが、上手は取れず隠岐の海の引くような動きに乗じて寄り切った。

 隠岐の海はそれほど動きが激しくないし、いっぺんに出る力士ではない。その相手に、慎重にというより言い方は悪いが、左があまり使えないままごまかして何となくしのいで勝った感じだ。まだまだ試運転の状態だろう。

 3日目の相手、千代の国は相撲は軽いが、突っ張りあり、左を差して強引な投げありと、むちゃくちゃに動き回る相手でやりづらい。連敗は回避したものの、稀勢の里がここでどんな相撲を取れるかだろう。 (元大関武双山)

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