2017.2.7 20:48

女子のエース宮原に試練 五輪最大3枠獲得狙う日本にとっても不安な事態に…/フィギュア

女子のエース宮原に試練 五輪最大3枠獲得狙う日本にとっても不安な事態に…/フィギュア

 フィギュアスケート女子のエース、宮原知子(関大)が左股関節の疲労骨折で、今月の四大陸選手権(江陵=韓国)と札幌冬季アジア大会を欠場することになった。日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長が7日、明らかにした。

 平昌冬季五輪プレシーズン後半に、日本女子を引っ張る18歳の宮原に試練が訪れた。左股関節の疲労骨折で、全治は約4週間という。GPファイナルで2年連続2位などの実績を誇り、五輪の国別出場枠が懸かる3月29日開幕の世界選手権では欠かせない存在。最大3枠獲得を狙う日本にとっても不安な事態となった。

 関係者によると、昨年12月のGPファイナル前からあった左股関節の痛みは年が明けても残り、1月のアイスショー後にはジャンプの練習を制限していたという。本人はエースとしての自覚が強く、2月に五輪会場で行われる四大陸選手権や、「初の総合大会。うまく五輪へつなげられるようにしたい」と冬季アジア大会へ意欲満々だった。

 しかし、世界選手権女子代表3人で過去に出場経験があるのは宮原だけで、全日本選手権3連覇と実力も抜けている。上位2人の順位合計で五輪枠が決まる重要な舞台で「『痛い』となるのは最悪」(関係者)。今月の2大会で無理をすれば世界選手権出場が危ぶまれるため、苦渋の決断となった。