2017.1.29 22:02

高梨沙羅、逆転VでW杯通算50勝達成 「やっと迎えられてホッとしている」/ジャンプ

高梨沙羅、逆転VでW杯通算50勝達成 「やっと迎えられてホッとしている」/ジャンプ

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は29日、ルーマニアのルシュノブで個人第12戦が行われ、高梨沙羅(20)=クラレ=は247・3点(1回目96メートル、2回目97・5メートル)で優勝し通算50勝目を飾った。6戦連続の表彰台を狙う伊藤有希(22)=土屋ホーム=は、224・1点(1回目90メートル、2回目90・5メートル)の4位で表彰台を逃した。

 1回目2位につけた高梨は2回目、最長不倒の97・5メートルの大ジャンプでルンビュ(22)=ノルウェー=を逆転。5戦ぶりの優勝で節目の通算50勝目となった。

 W杯通算50勝まであと1勝に迫りながらも、日本開催の4戦では達成できなかった。W杯が始まった2011~12年シーズンの開幕直後と、14~15年シーズンに経験した6戦連続未勝利を回避した高梨は、「やっと50勝目を迎えられてホッとしている。ここにきた中で、最後(2本目)のジャンプが一番よかったと思う。徐々にいい方向に向けられた」と胸をなで下ろした。

 「1本目は空中でばたついてしまい、後半まで持っていけなかった。2本目は修正して空中フォームはそこまで悪くなかった。次につなげられればいい」と振り返った。「試合がずっと続いているので、安定していいジャンプを続けられれば、自分の感覚になったことになる。まずはいまの状態のベストを尽くすことに集中していた。試合をこなしていく中で、徐々にいい方向に持っていければいい」と前を向いた。

高梨沙羅の話「やっと勝てた。50勝を日本で迎えられなかったのは、今季最大の失敗。そこを目指していたし、日本のファンに申し訳なかった。少ない練習の中で集中してやってきたことが実って良かった」

伊藤有希の話「踏み切りのタイミングがなかなかマッチしない。ジャンプは日本でのW杯の時より良くなっているが、内容、結果とも満足いく試合をするのは難しい」

岩渕香里の話「ずっとテレマークが入らない。今後も小さい台が続くが、そこが課題になる。修正して、かみ合わせていきたい」

勢藤優花の話「踏み切りのタイミングが合えば、もう少しいいジャンプができたと思う。それでも助走はだいぶ良くなってきた。次の試合で頑張りたい」