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ジャマイカ「金」剥奪…ドーピング違反失格のカーターが提訴へ/陸上

ジャマイカ「金」剥奪…ドーピング違反失格のカーターが提訴へ/陸上

北京五輪・陸上男子400メートル継決勝上位成績

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★ドーピング問題Q&A

 Q 今後の流れは。

 A カーターは、処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向です。CASがIOCを支持する裁定を出せば、日本が銅から銀メダルに繰り上がります。

 Q ドーピング違反発覚で、日本選手の順位が繰り上がった例は。

 A 陸上男子で2004年アテネ五輪ハンマー投げの室伏広治氏は銀から金メダルに繰り上がりました。12年ロンドン五輪400メートルリレーでは2位の米国選手の違反で5位から4位になりました。

 Q 日本のドーピング対策は。

 A 国内の反ドーピング態勢を強化するため、超党派のスポーツ議員連盟が法整備を検討しています。20年東京五輪では膨大な検査数に対応するため、検査要員の養成が急務になっています。

北京五輪の陸上日本代表監督を務めた高野進氏 「あの時の大切な記憶が崩れ、汚れるので、気持ちのいいニュースではない。残念な気持ちと同時に、ドーピング違反の根絶が難しい問題だとつくづく感じた」

北京五輪陸上男子400メートルリレーメンバーの朝原宣治氏 「今まで銅メダリストとして生きてきたのが、実は銀メダリストでした、となるのはちょっと複雑。事実関係が全部変わってしまう。(ドーピング)違反者がいなくなるのが一番」

リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(ミズノ) 「びっくりした。そういうこともあるのかと。これ(ドーピング違反)が将来まで続くと、夢を壊すことになる」

  • 北京五輪陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得したジャマイカ(左からカーター、フラーター、ボルト、パウエル)。ボルトも金メダルを剥奪される可能性がある(ロイター)