2016.11.1 17:27

年寄名跡訴訟の控訴審開始…春日山親方側は和解を提案

年寄名跡訴訟の控訴審開始…春日山親方側は和解を提案

 大相撲の春日山親方(元幕内浜錦)が、先代親方の岩永祥紀氏(元幕内春日富士)に年寄名跡証書の引き渡しを求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論などが1日、東京高裁で開かれ、春日山親方側は和解を提案した。

 8月の一審判決で、春日山親方は証書を所有するための対価として1億7160万円の支払いを命じられた。同親方の代理人弁護士は「金額は正しくないと思っている」と条件について話し合っていく方針を示した。和解協議に応じる意向の岩永氏側代理人は「金額については開きがあるが検討していく」と述べた。

 春日山親方は、証書を所有していないことなどを理由とした日本相撲協会の師匠辞任勧告を受け入れた。同親方は「目の前のことをしっかりやっていかないといけない」と複雑な表情だった。