2016.10.11 05:03(2/3ページ)

神ってた!青学大が「出雲駅伝」連覇 安藤主将が区間新で逆転

神ってた!青学大が「出雲駅伝」連覇 安藤主将が区間新で逆転

Vの立役者、安藤は仲間に胴上げされた

Vの立役者、安藤は仲間に胴上げされた【拡大】

 残る力を振り絞った。たすきを握りしめ、強く、強く腕を振る。前を走る東海大と11秒差の2位でスタートした5区の安藤が、ラスト1キロを切ってスパートをかけた。

 「主将だし、4年生だし、あそこまでの下級生の頑張りを台無しにするわけにはいかなかった」 並走する相手を振り切る区間新の走りでトップに躍り出ると、最終6区で待ち受けた一色の背中に飛び込んだ。たすきを受けた不動のエースが、日本選手区間1位の走りでリードを守り、2年連続3度目の優勝を呼び込んだ。大学駅伝3冠へ、まずは第一関門突破だ。

 「ハラハラドキドキで、これこそ駅伝。安藤の走りが神ってましたね。一色は力通り。やっぱり、4年生中心のチームが強いんですよ」

 大会のテーマに、プロ野球セ・リーグの覇者、広島にあやかり「神ってるぞ青山大作戦」を掲げた広島県出身の原晋監督(49)は上級生の走りを手放しでたたえた。

 主将の安藤は練習と並行して、3月から一般学生と変わらない就職活動を続けてきた。約15社の不採用を経て、ようやく先月、スポーツ用品メーカー「ニューバランス」から内定を得た。右アキレス腱を痛め1月の箱根駅伝の出場を逃すなど、安藤の苦楽を知るエース一色は「うれしさがキャパオーバーした」と試合後に歓喜の涙を流した。

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  • Vサインを作って、2連覇を強調した一色。大学駅伝3冠を狙う(撮影・村本聡)
  • 2連覇を決め、笑顔を見せる青山学院大学の原晋監督=10日午後、島根県出雲市の出雲ドーム前(撮影・村本聡)
  • 2連覇を決め、インタビューを受ける青学大の一色恭志=島根県出雲市の出雲ドーム前(撮影・村本聡)
  • 1位でフィニッシュする青学大のアンカー、一色恭志=島根県出雲市の出雲ドーム前(撮影・村本聡)
  • 出雲大社の鳥居前を一斉にスタートする選手たち=島根県出雲市(撮影・村本聡)