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稀勢の里、痛すぎる3敗目で綱絶望的…横審「今場所後はない」/秋場所

稀勢の里、痛すぎる3敗目で綱絶望的…横審「今場所後はない」/秋場所

豪栄道にわたしこみで敗れる稀勢の里=両国国技館(撮影・小倉元司)

豪栄道にわたしこみで敗れる稀勢の里=両国国技館(撮影・小倉元司)【拡大】

 土俵下へ落ちていく体とともに、希望の糸が引きちぎられていく。支度部屋。目を開けて一点をみつめる稀勢の里は、問いかけに最後まで口を開くことはなかった。

 先手を取って、猛然と突っ張った。回り込む豪栄道を追いかけ、また突っ張る。だが、両脇が大きく開いたところを狙われた。痛恨のもろ差しを許し、万事休した。

 「がっかりだ。今場所後(の推挙)はない。あとは来場所へつなげられるか」。来場した横綱審議委員会・守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は打ち出し後、11月の九州場所へ話題を移した。昇進を預かる審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)も「もう一つ二つ足りない。残り4番勝てば次の場所につながる」。

 横審による昇進の内規は「大関で2場所連続優勝もしくはそれに準ずる成績」。稀勢の里は直近3場所を13、13、12勝といずれも優勝次点の好成績を挙げ、3場所連続の綱とりを実現させた。7日目の朝稽古後、珍しく相撲を一から教えてくれた先代師匠の故鳴戸親方(元横綱隆の里)の話に及んだ。「最後まで四つ相撲には賛成してくれなかった。組むと馬力が減ると。馬力あっての相撲だと」。この一番でまわしを取らず、突いて出た姿に言葉が重なった。

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