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桐生、10秒12で全体1位!「波に乗ってまた一ブームを」/陸上

桐生、10秒12で全体1位!「波に乗ってまた一ブームを」/陸上

男子100メートル準決勝で1着となり笑顔の桐生祥秀=2日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

男子100メートル準決勝で1着となり笑顔の桐生祥秀=2日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場【拡大】

 五輪銀メダリストの意地を見せた。桐生が大会記録(10秒11=2000年、川畑伸吾=法大)に迫る全体1位の好タイム(10秒12)で決勝へ駒を進めた。地球の裏側で得た自信は大きかった。

 「いま、陸上がきている。波に乗ってまた一ブームを起こしたい」

 リオ五輪は400メートルリレーで世界を驚かした一方、個人の100メートルでは予選敗退の屈辱を味わった。苦手なスタートへの意識をなくし、得意とする中盤に集中。大会前の練習は2日だけで筋肉痛を抱える中、9秒台への期待を抱かせた。

 今大会に投入したスパイクは、ピンの位置を自分で決めるなど、10秒の壁を破る準備は万端だ。「あすはもっとよくなると思う」。その言葉が現実になったとき、日本に再び衝撃が走る。 (江坂勇始)

  • トラックを跳ねるように進む桐生(手前)。リオ五輪の経験を踏まえ、決勝での9秒台を目指す