2016.7.28 23:14

リオ排除のロシア陸上選手らが独自の競技会 陸上界窮地、影響長期化も

リオ排除のロシア陸上選手らが独自の競技会 陸上界窮地、影響長期化も

 ドーピング問題でリオデジャネイロ五輪から締め出されたロシア陸上選手らが28日、モスクワで独自の競技会を開いた。リオに向けて練習してきた選手の体調維持などが目的とされる。世界トップ級の実績のある選手らも参加するが、陸上女子棒高跳びの世界記録保持者イシンバエワ選手は無意味だとして出場を拒んだ。

 国際陸連のロシアを五輪から排除する決定で、世界の一流選手と競う機会を失った選手は落胆。同国陸上界は窮地に追い込まれ、影響は尾を引きそうだ。

 観客がまばらな会場で選手らが競う中、イシンバエワ氏は記者団に「まだ望みはある」と述べ、既に絶望的になっている五輪出場を諦めきれない心情を吐露した。

 ロシア陸連が昨年11月、国際陸連から資格停止処分を受けて以来、ロシア陸上選手は国際大会に出られなくなったが、リオ五輪までに処分が解ける可能性があるとみて練習を続けた選手は多い。(共同)