2016.7.11 20:26

リオデジャネイロ五輪代表に聞く・森坂嵐(バンタム級全日本王者・農大)/BOX

リオデジャネイロ五輪代表に聞く・森坂嵐(バンタム級全日本王者・農大)/BOX

特集:
関東大学ボクシングリーグ戦
五輪代表の森坂嵐

五輪代表の森坂嵐【拡大】

 中学1年生の時に通っていた空手道場で、大阪にあるボクシングジム、「クローバージム」のトレーナーと出会ったのがボクシングをはじめたきっかけ。ボクシングで影響を受けたのも、そのトレーナーだという。中学時代は陸上部に所属し、千五百メートル走で近畿大会ベスト8の成績を収めている。奈良朱雀高校ボクシング部では、選抜、インターハイ、国体を制して高校三冠王者に。大学一年生で全日本チャンピオンになった。「若いのでリラックスして、自分の力を出したい。目標は金メダル」とリオ五輪の意気込みを語る。

 関東大学ボクシングリーグ戦で切磋琢磨する仲間達にも、身近に森坂嵐というオリンピック選手がいることは、良い刺激になることだろう。リーグ戦のボクサーを代表したつもりで、オリンピッククラスの海外ボクサーと関東大学リーグ戦のボクサーは何が違うのか聞いてみた。「距離が違う」らしい。「オリンピッククラスの海外ボクサーは足の使い方が違う。遠い距離からパンチが当てられる」とのことだ。

 将来の夢を聞いた。「リオデジャネイ五輪の経験を活かして、2020年東京オリンピックでも金メダル」とのこと。ロンドン五輪で東洋大出身の村田諒太が金メダル、駒大出身の清水聡が銅メダルを獲得。二人とも、リーグ戦を戦ったボクサーだ。柔道、水泳、レスリングではなく、森坂嵐がボクシングで2大会連続金メダル。そんなボクサーが関東大学リーグ戦の舞台から生まれたとしたら、リーグ戦の仲間たちも誇らしいだろう。(岩崎仁)

森坂嵐(もりさかあらし)

農大ボクシング部二年。1996年7月2日生まれ。奈良朱雀高校出身。戦績60戦53勝(10KO・TKO)7敗。関東大学ボクシングリーグ戦は7戦7勝。平成27年度全日本バンタム級チャンピオン。リオデジャネイロオリンピック・バンタム級日本代表。

  • リーグ戦を戦う森坂