2016.6.29 05:02

白鵬、“究極の立ち合い”『後の先』やめ「『先の先』でいこうかな」

白鵬、“究極の立ち合い”『後の先』やめ「『先の先』でいこうかな」

これが、「先の先」の立ち合い!? 白鵬(右)は名古屋市の河村たかし市長を立ち合いから圧倒、投げ飛ばした (撮影・奥村展也)

これが、「先の先」の立ち合い!? 白鵬(右)は名古屋市の河村たかし市長を立ち合いから圧倒、投げ飛ばした (撮影・奥村展也)【拡大】

 大相撲の横綱白鵬(31)は28日、7月の名古屋場所(10日初日、愛知県体育館)に向け、名古屋市内の市長公舎へ河村たかし市長(67)を表敬訪問した。同場所で史上3人目の通算1000勝がかかる横綱は、目指していた大横綱双葉山が完成させた立ち合い「後の先(ごのせん)」への取り組みを断念したことを明かした。

 「ひとつ間違えると、(土俵外に)もっていかれる。もうやめました」

 白鵬は、敬愛する双葉山が歴代最多の69連勝を達成した際にもみせた究極の立ち合いに興味を示し、1月の初場所14日目の稀勢の里戦でも披露。だが、無残に押し出され、リスクの高さも実感していた。

 市長から「やはり難しい?」と問われ、「難しいですね。これからは『先の先(せんのせん)』でいこうかな」。1000勝まであと13勝。今後は「先の先」で“先勝”し、“千勝”に挑む。 (奥村展也)

後の先(ごのせん)

 大横綱双葉山が得意とした立ち合い。一瞬遅れて立つように見えながら、自分優位の体勢をつくってしまう。「究極の立ち合い」と言われた。

  • 立ち合いから河村市長(左)を圧倒する白鵬