2016.5.9 13:35

「とにかく切符を取る」 最終予選に臨む全日本女子が会見/バレー

「とにかく切符を取る」 最終予選に臨む全日本女子が会見/バレー

明るい表情で五輪切符獲得を誓う真鍋政義監督(右後ろ)と全日本女子の選手たち。前列右から3人目が木村沙織主将=東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター

明るい表情で五輪切符獲得を誓う真鍋政義監督(右後ろ)と全日本女子の選手たち。前列右から3人目が木村沙織主将=東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター【拡大】

 日本バレーボール協会は9日、リオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選(14日開幕、東京体育館)に臨む全日本女子の記者会見と公開練習を東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行った。

 「毎日厳しい試合が続く。緊張感を持ってやっている」と真鍋政義監督(52)。大会には8カ国が出場、総当たり戦を行い、アジア(4カ国)最上位と、それ以外の上位3カ国が五輪出場権を得る。

 ホームで4大会連続の五輪出場を目指す全日本女子だが「4年前(のロンドン五輪世界最終予選で)は、ホームがアウェーになった経験がある」と指揮官。「当時は本番でメダルを取るのが目標で、最終予選は全勝通過を口にしていた。それが選手にプレッシャーを与えてしまった」。途中、韓国に敗れて窮地に立たされる煮え湯を飲まされた。「今回は、とにかく切符を取ることを目標としている」

 主将の木村沙織(29)=東レ=も「今回も、どんな状況になるか分からない。4年前の韓国戦みたいな状況になっても対応できるよう、準備をしたい」と気を引き締めた。

 チームは先月の中国遠征で中国代表と親善試合を行い、3戦全敗。練習試合を含めると4連敗を喫した。「相手の高さとパワーに、練習してきた守備が機能しなかった」と真鍋監督。帰国後は反省点を取り入れて、相手の高いブロックをかわすセッターのトスや、ブロックフォローの練習にチームとして取り組んでおり、前日には最終予選参加国のオランダと練習試合。「中国遠征時より良くなっている」という。

 熊本地震の被災者を思いやって、選手たちのユニホームの、胸の日の丸の上には「こころはひとつ」と書かれたワッペンが縫い付けられた。「熊本のみなさんや、たくさんの日本の人の心に響くように頑張りたい」。木村は決意を語った。

  • バレーボール女子のリオ五輪世界最終予選兼アジア予選を前にした記者会見で、熊本地震で被災した郷里への思いを語る古賀紗理那(前列右から3人目)=味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・奥村信哉)
  • バレーボール女子のリオ五輪世界最終予選兼アジア予選を前に記者会見した日本代表。古賀紗理那(前列右から2人目)は熊本地震で被災した郷里への思いを口にした=味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・奥村信哉)
  • バレーボール女子のリオ五輪世界最終予選兼アジア予選を控えた記者会見後、ポーズを取る日本代表=味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・奥村信哉)