2016.4.18 05:03

田知本愛負傷で状況一転…山下強化委員長の発言で代表決定/柔道

田知本愛負傷で状況一転…山下強化委員長の発言で代表決定/柔道

山部と田知本の最近の成績

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 全日本女子選手権(17日、横浜文化体育館)全柔連は全日本女子選手権終了後に報道陣に公開で強化委員会を開き、山部佳苗を初の五輪代表に選んだ。

 日本女子代表の南條充寿監督やコーチ陣は4月の国内主要2大会を続けて制した山部を推薦したが、国際大会の実績を重視して田知本愛を推す委員が相次いだ。

 昨夏の世界選手権は田知本が準優勝、山部は3位。今年2月のグランドスラム・パリ大会で優勝した田知本に対し、山部は1回戦敗退だった。

 結果的には田知本が左膝を負傷した事実が響いた。全柔連の山下泰裕強化委員長が「重量級の選手が膝をけがすれば時間がかかる。思い切り戦える選手を出すべきではないか」と発言。これで流れが決まり、多数決にも至らなかった。

南條充寿・日本女子監督「田知本のけがは関係なく、今日の試合内容と結果を見て山部に決まった。好調だった2年前の勢いはまだ戻っておらず、再び到達できるように準備させたい」