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04年のアテネ女王がついに…野口みずきが15日引退会見/マラソン

04年のアテネ女王がついに…野口みずきが15日引退会見/マラソン

野口みずき・マラソン全成績

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 アテネの女王がついに、決断した。リオデジャネイロ五輪出場を目指して出場した3月13日の名古屋ウィメンズから32日。野口が引退の意向を固めたことが明らかになった。

 2004年アテネ五輪で金メダルを獲得し、翌年に現在も残る2時間19分12秒の日本記録を樹立。しかし、2連覇を狙った08年北京五輪は故障のため直前で欠場を表明し、近年は過去に簡単に消化できたメニューをこなせなくなった。

 そんななか、精いっぱいの調整をこなして臨んだ名古屋では初めて2時間30分超えとなる自己ワーストの2時間33分54秒で23位。ゴール後は涙ながらに「悔いは残っていない。最後の10キロは花道のような感じがして、最高の42・195キロだった」と語っていた。

 身長は1メートル50ながら、脚力を生かした独特のストライド走法で、世界の頂点に立った。00年シドニー五輪の高橋尚子さんに続いての五輪連覇で、日本の女子マラソン黄金期を築いた37歳。15日、神戸市内で会見し、心境を語る。

野口が故障により、直前に欠場した北京五輪で日本陸連強化委員長だった高野進氏「(金メダル候補の欠場は)ショックだったけれどやるだけやってのことだし、後悔することはない。あの失敗が次の人生で金メダルを取るための布石になる」

野口 みずき(のぐち・みずき)

 1978(昭和53)年7月3日生まれ、37歳。三重・伊勢市出身。宇治山田商高からワコール、グローバリーを経て2005年12月からシスメックスに所属。04年のアテネ五輪では女子マラソンで金メダル。05年のベルリンで2時間19分12秒の日本新記録を樹立。08年北京五輪は故障で欠場。世界選手権は03年銀メダル、13年は途中棄権。先月13日の名古屋ウィメンズは23位。1メートル50、41キロ。

  • 2004年アテネ五輪女子マラソンで野口は優勝。笑顔でゴールテープを切った