女子400メートル個人メドレー決勝。2位となった清水咲子の自由形=東京辰巳国際水泳場【拡大】
日本選手権第1日(4日、東京辰巳国際水泳場)女子400メートル個人メドレーで辛くも五輪切符を手にした日本記録保持者の清水は「タイムは別として(五輪に)行けることは丸印」と胸をなで下ろした。
予選を1位で通過したものの、決勝を前に独特の緊張感に襲われたという。藤森コーチから「泣いても笑っても最後」と背中を押され、迷いを振り切った。先頭を泳ぐ同僚の高橋に必死に食らいつき、リオ行きの喜びを分かち合ったが「勝ち続ける強さがまだない」と課題も口にした。