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近藤、谷亮子が君臨した48キロ級でニューヒロインの座を狙う/柔道

近藤、谷亮子が君臨した48キロ級でニューヒロインの座を狙う/柔道

 全日本選抜体重別選手権最終日(3日、福岡国際センター)リオデジャネイロ五輪の代表選考を兼ねて男女計7階級が行われ、注目の女子48キロ級は近藤亜美(20)=三井住友海上=が2年ぶり2度目の優勝を飾り、初の五輪切符を手にした。近藤と代表の座を争った浅見八瑠奈(27)=コマツ=は1回戦で敗れた。男子73キロ級の大野将平(24)、同81キロ級の永瀬貴規(22)=ともに旭化成=の世界王者は順当に優勝。男女最重量級を除く計12階級の五輪代表が決まった。

 気力を振り絞り、己に勝った。選考レース最後の大一番。延長戦に突入しても近藤に焦りはなかった。序盤に仕掛けた際に好感触を得ていたともえ投げで有効を奪い、ガッツポーズ。自らの手でリオ五輪への道を切り開いた。

 「本当にうれしい!」

 勝利者インタビューで満面の笑みを浮かべた。2010、11年の世界女王・浅見と14年の世界女王・近藤。注目の48キロ級五輪代表争いに文句なしの決着をつけた。1回戦で最大のライバルの浅見が敗退。直後に付き人の後輩から聞いたが、冷静だった。「自分の相手しか見ていなかった」。番狂わせに動じず、攻めの柔道を貫いた。

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