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真央、平昌五輪へ現役宣言「まだまだ演技をみてもらいたい」/フィギュア

真央、平昌五輪へ現役宣言「まだまだ演技をみてもらいたい」/フィギュア

特集:
浅田真央
観衆の拍手に両手を挙げて応える真央。来季以降への自信となったようだ (AP)

観衆の拍手に両手を挙げて応える真央。来季以降への自信となったようだ (AP)【拡大】

 迷いは消えていた。『蝶々夫人』を熱演した真央は、氷に右膝をつく格好でそのまま座り込み、何度もうなずいた。SPで9位と出遅れ、迎えたフリー。総合で7位は9度目の大舞台で過去最低だが、合計得点ではそれまでの今季の自己ベストを更新。課題よりも収穫の方が大きかった。

 「まだまだ演技をみてもらいたい思いがある。自分なりに一歩一歩、この経験を次に生かしていきたい」

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で回転不足を取られるなど、ジャンプで細かいミスはあった。だが、高い経験値でカバー。失敗を忘れさせる、芯のある強い女性をしっとりと演じ切った。SPで16位に沈みながら、フリーでは6位まで上昇し、日本中を感動の渦に巻き込んだ2年前のソチ五輪をほうふつとさせる内容だった。

 1年間の休養から復帰した今季は、グランプリ(GP)シリーズの中国杯(昨年11月)で幸先よく優勝した一方、その1カ月後のGPファイナルでは最下位の6位。「復帰しない方がよかった」、「自分たちの時代は終わった」とのマイナスの思いも頭をよぎった。

 左膝の異変を抱え、疲労もたまったことで2月の四大陸選手権を回避した。だが、けがが回復すれば、まだ十分に活躍できる。指導する佐藤信夫コーチ(74)は、「最高のコンディションで臨むことはできなかったが、その中でできるだけのことはやってくれた」と強い絆で結ばれたまな弟子をたたえた。

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