2016.4.4 10:01

桐生、9秒台ならず「僕はまだスタートラインに立っていない」/陸上

桐生、9秒台ならず「僕はまだスタートラインに立っていない」/陸上

男子100メートルのレースの後、笑顔を見せる桐生祥秀=オースティン(共同)

男子100メートルのレースの後、笑顔を見せる桐生祥秀=オースティン(共同)【拡大】

 陸上・テキサス・リレー(2日、米テキサス州オースティン)男子100メートル(タイムレース)で今季屋外レース初戦に臨んだ日本歴代2位(10秒01)の桐生祥秀(20)=東洋大=は向かい風1・4メートルの条件下、10秒24の2組1着で全体では2位だった。男子の棒高跳びでは荻田大樹(28)=ミズノ=が、日本陸連が定めたリオデジャネイロ五輪派遣設定記録に到達する5メートル70で3位となった。

 桐生は力強い加速で抜け出したが、後半に上体が起き上がって伸びず「まだ時期ではなかった」と9秒台突入を逃した悔しさをにじませた。風向きを考慮してスタートとゴールを通常とは逆に入れ替えたレースで、向かい風になる不運。それでも9秒台の記録を持つ選手らを抑えてトップでゴールした。昨年の世界選手権では準決勝の通過ラインが9秒99。桐生は「9秒台に乗ってこそ世界のスタート。僕はまだスタートラインに立っていない」と悲願達成への意欲をみなぎらせた。

★リオデジャネイロ五輪への道

 五輪代表選考優先順は(1)日本陸連が定める派遣設定記録(世界ランク12位相当)を満たし、6月の日本選手権(名古屋)で8位以内(2)五輪参加標準記録を切り、日本選手権優勝(3)五輪参加標準を切り、日本選手権3位以内-となる。

  • 男子100メートル、10秒24で2位だった桐生祥秀=オースティン(共同)
  • 男子100メートル10秒24の桐生祥秀(右)=オースティン(共同)
  • 男子100メートル10秒24でゴールする桐生祥秀(中央)=オースティン(共同)
  • 男子100メートル10秒24の桐生祥秀=オースティン(共同)
  • 男子100メートルのレースを終え、厳しい表情で引き揚げる桐生祥秀=オースティン(共同)