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福士、悲願の金へ“隠密作戦” 本番まで調整計画明かさず/マラソン

福士、悲願の金へ“隠密作戦” 本番まで調整計画明かさず/マラソン

リオ五輪マラソン代表囲み会見に臨んだ(左から)伊藤舞、福士加代子、田中智美=東京・西が丘の味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・矢島康弘)

リオ五輪マラソン代表囲み会見に臨んだ(左から)伊藤舞、福士加代子、田中智美=東京・西が丘の味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・矢島康弘)【拡大】

 トラック競技で3度の五輪出場はあるが、マラソンの重圧はその比ではない。銅メダルを獲得した3年前の世界選手権(モスクワ)では、復活を目指すアテネ五輪金メダルの野口みずき(37)=シスメックス=に世間の関心が集中。練習に集中できたことが表彰台につながったと福士陣営は分析する。

 「世界で1等賞を取る覚悟がなければ取れない。並大抵のことではないが、やるという覚悟を表明した以上、やるしかない」

 世間をにぎわした騒動も一段落した。“隠密作戦”を貫き、これが私の進むメダル道とばかり、我流の調整を続ける。 (江坂勇始)

★全員で本番コース確認

 初めてマラソン代表選手全員がそろったミーティングで、本番のコースの特徴が紹介された。昨年の世界選手権後に女子代表に決まった伊藤が昨年12月に現地視察した際に集めた情報を共有した形。気候や宿泊施設についても映像も交えて伝えられたという。伊藤に同行した大塚製薬の河野監督は「情報を還元できればと思っていた」と話した。

★一発選考を提案

 2020年東京五輪代表の選考方法について、福士は「一発選考の方がいいんじゃないか。その方が選ぶ方も簡単。4年に1回くらいはそれでいいのでは」と持論を展開した。自身が名古屋ウィメンズにエントリーしたことで、今回の選考方法に疑問が呈された。当事者の立場から、「こんなに沸騰するんだと初めて知ってびっくりした」と反響の大きさを実感していた。

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  • リオ五輪マラソン代表選手囲み会見に臨んだ(左から)伊藤舞、福士加代子、田中智美=東京・西が丘の味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・矢島康弘)
  • 日本代表選手囲み会見に臨んだ(左から)男子の石川末広、北島寿典、佐々木悟、女子の伊藤舞、福士加代子、田中智美=東京・西が丘の味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・矢島康弘)
  • 日本代表囲み会見に臨んだ(左から)男子の石川末広、北島寿典、佐々木悟、女子の伊藤舞、福士加代子、田中智美=東京・西が丘の味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・矢島康弘)
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