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「びわ湖不振なら要項白紙化を」 青学大・原監督が五輪選考に提言/マラソン

「びわ湖不振なら要項白紙化を」 青学大・原監督が五輪選考に提言/マラソン

セレモニーで、幼稚園児手作りのタスキを掛けた原晋監督(中央)と前主将の神野大地(右)、新主将の安藤悠哉=東京・渋谷の青学大ガウチャー記念礼拝堂

セレモニーで、幼稚園児手作りのタスキを掛けた原晋監督(中央)と前主将の神野大地(右)、新主将の安藤悠哉=東京・渋谷の青学大ガウチャー記念礼拝堂【拡大】

 正月の箱根駅伝で2連覇を達成した青学大を率いる原晋監督(48)は5日、リオデジャネイロ五輪のマラソン男子代表選考に関して、日本陸連の現在の選考要項を白紙に戻して再検討する必要性があると訴えた。同日、東京・渋谷の同大青山キャンパスで行われた優勝記念セレモニーの報告会で、約700人の参列者を前に持論を開陳した。

 日本陸連では派遣設定記録を2時間6分30秒としているが、2戦を終えた時点では、昨年12月の福岡国際で日本人トップの3位に入った佐々木悟(30)=旭化成=の2時間8分56秒が最高。2月28日の東京マラソンで日本人トップの8位だった高宮祐樹(28)=ヤクルト=は2時間10分57秒と低調な記録だった。一方、東京マラソンでは青学大2年の下田裕太(19)が10代日本最高となる2時間11分34秒をマーク、日本人2位の10位となっている。

 「6日のびわ湖毎日マラソン(最後の五輪選考レース)で2時間6分30秒が出ればいいが、クリアされなかったときは選考要項を白紙に戻し、東京五輪を目指して中長期的な強化をすべきと考えている」と原監督。セレモニーに出席した横川浩日本陸連会長の前で、2020年を見据えた大胆な選手選考を要請した。

 「次の五輪が東京じゃなければ、私もそこまでは考えませんが、東京ということなら、そこまで考えないと国民の理解を得られないでしょう」。自らを日本陸上界の異端児と認める原監督は、報道陣に対して持論を説明。「社会あっての陸上界。陸上ムラだけで決めていてはいけない。なにしろ(世論調査でも)日本人横綱誕生とマラソンの金メダルは、それだけの価値があるようですから」と訴えた。

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  • 交流会で、一般のファンと握手する神野大地(中央)=東京・渋谷の青学大ガウチャー記念礼拝堂前
  • 交流会で、一般のファンと握手する下田裕太(中央)=東京・渋谷の青学大ガウチャー記念礼拝堂前