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川内、照準を来年のロンドン世陸へ リオ五輪は事実上断念/マラソン

川内、照準を来年のロンドン世陸へ リオ五輪は事実上断念/マラソン

30キロの部で3位となり、会見で話す川内優輝=青梅市総合体育館

30キロの部で3位となり、会見で話す川内優輝=青梅市総合体育館【拡大】

 第50回青梅マラソンは21日、東京・青梅市内で行われ、30キロの部男子では“市民ランナーの星”川内優輝(28)=埼玉県庁=が1時間32分40秒で3位に入った。

 レース後の会見で川内は、一般参加での出場を予定しているリオデジャネイロ五輪代表選考会のびわ湖毎日マラソン(3月6日)について「五輪選考会に、いい形で区切りを付けたい」と話し、すでに五輪出場について事実上、断念していることを明らかにした。

 リオ五輪選考会第1戦だった昨年12月の福岡国際マラソンでは、途中で左脚の違和感を覚えて遅れ、粘ったものの日本人4位となる8位。選考対象になるのは日本人3位までのため、川内のリオ五輪への道は限りなく厳しくなっていた。

 その後、選考大会第3戦のびわ湖毎日マラソンへの出場を決めたが、日本陸連では選考3大会のうち最初に出場した大会の結果を優先するとしており、2つ目に出場しても五輪派遣設定記録である2時間6分30秒を切らなければ考慮されない。自己記録が2時間8分14秒の川内にはベストの状態でも困難な壁だ。

 こうした状況を、誰よりも理解しているのも川内本人。「ギャンブル的に挑戦する手もあるが、びわ湖までは2週間。先日の唐津(14日の10マイルロードレース)では13位に終わったし、今の状態では、自己ベストやサブテン(2時間9分台以内)も出せるかどうか」と現状を分析。「できもしないことに挑戦して大崩れするより、来年のロンドン(世界選手権)を目指す方がいい」と言い切った。

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