2016.1.31 05:00

【増田明美】重友&福士、エース2人の好調が心強い

【増田明美】

重友&福士、エース2人の好調が心強い

 優勝候補の筆頭は重友さんです。29日の記者会見では誰よりも落ち着いていたし、余裕が伝わってきました。しっかり練習をこなせた充実感の表れでしょう。

 課題だった後半のスタミナ切れを解消できたことが自信の裏付けになっています。40キロ走の前日や翌日に1000メートル×10本のインターバル練習を精力的に取り入れるなど弱点を克服。目標には自己ベスト(2時間23分23秒)の更新を挙げていますが、本音は違うかな。強いレースを見せてくれると思います。

 福士さんは少しナーバスになっている気がしました。その辺がどう影響するか。ただ、状態は悪くないし、日本のエースといえる2人の調子がいいのは心強いですね。

 日本陸連の設定タイム(2時間22分30秒)をクリアするには、5キロを16分50秒のペースが必要となります。重友さん、福士さんは最初からペースメーカーについていくと思いますが、竹中さんの走りにも注目しています。うまく流れに乗れば、楽しみな存在。ニューヒロイン誕生という意味でも期待したいですね。 (スポーツジャーナリスト、1984年ロサンゼルス五輪代表)

(紙面から)