2015.12.27 12:00(1/2ページ)

西岩親方「今の知識あったら、中学卒業後に角界入りする決断できない」

西岩親方「今の知識あったら、中学卒業後に角界入りする決断できない」

5歳の頃、地元・弘前のねぷた祭りに参加する (本人提供)

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中学時代に憧れの大スターと稽古 〈相撲と出会ったのは小学3年の頃だった〉

 最初は遊び程度でしたね。学校の先生に「相撲の大会があるから出てみろ」と言われて、なかば強制でした。子供ですから、体が大きいだけで勝てるんですよ。技術も何もありません。

 初めて出場した地元・弘前市の大会で優勝しました。賞状とメダルをもらって、親や先生はみんなほめてくれます。小3の子供にはそれがうれしくて。相撲にのめりこんでいくきっかけになりましたね。体は一番大きかったですから。6年生の時で173センチ、80キロ。先生より大きかった。ランドセルは入りませんでしたね。

 〈中学生になった頃には、角界入りを考えるようになっていた〉

 実はのちに師匠となる故鳴戸親方(元横綱隆の里)とは小学6年生の時にお会いしています。親方はまだ現役を引退して間もない頃でしたが、「これから部屋を起こすから来ないか」と誘っていただきました。まだそのときは大相撲の世界へ行くという考えは全然ありませんでした。とにかく少し練習できる環境のある中学で本格的に相撲をやりたいなという程度でした。

 ただ、自分の学区にある中学には相撲部がありませんでした。だから、親に頼んで同じ弘前市内の別の中学に越境入学しました。家からは10キロくらい。自転車で毎日1時間かけて通っていました。中学の3年間は毎日のように練習していましたね。

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