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【デキる選手の育て方2015】永瀬貴規母・小由利さん、鋼ボディー作ったカスピ海ヨーグルト

【デキる選手の育て方2015】

永瀬貴規母・小由利さん、鋼ボディー作ったカスピ海ヨーグルト

永瀬が大きくなったのはカスピ海ヨーグルトのおかげ!? 朝食に欠かさず出した

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(2)勝てなくても叱らず「言葉もかけなかった」

 永瀬は当初、ソフトボールがやりたかった。しかし、習っていた子供を持つ父母に「土日が大変」と聞いて断念。親族から柔道を勧められ、兄・諒(りょう)さんと6歳で柔道を始める。親子ともども、「全く興味はなかった」。

 ところが永瀬は早々に“素質”を開花させる。小学校低学年の試合は、終わるのが早い。永瀬は帰らずに会場に残り、兄や高学年の試合を飽きずに見た。高校の長崎県大会のテレビ放送も録画して見て、技を覚えていった。戦績も細かく記憶していて、周囲を驚かせるほどだった。一生懸命に練習するのはもちろん、研究熱心なことでも非凡さをうかがわせた。

 母も永瀬とともに会場に残っているうちに、柔道の面白さに引き込まれていった。1つ決めていたことがあった。当時の柔道界は、厳しいのが当たり前。父母が試合後に子供を叱る場面は珍しくはなかったが、永瀬家では絶対に叱らなかった。

 「本当は悔しくて悔しくてたまらないけど、負けるのは本人。一番、悔しいだろうし、言葉もかけなかった」

 柔道に魅せられた永瀬の成長を、全力でサポートした。中学では柔道部がなく、高校に掛け合って出稽古に行かせてもらった。車で往復80分の道のりを送迎した。「子供は人見知りする。自分から(他校に)行きたいとは言わない」。だからこそ道を切り開いて、少しだけ背中を押した。

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