2015.11.20 20:40

昭和の大横綱・北の湖理事長が死去、62歳

昭和の大横綱・北の湖理事長が死去、62歳

土俵上で睨み付ける横綱・北の湖=昭和59年5月

土俵上で睨み付ける横綱・北の湖=昭和59年5月【拡大】

 昭和の大横綱で日本相撲協会理事長、北の湖(北の湖親方)の小畑敏満(おばた・としみつ)さんが20日、直腸がんによる多臓器不全のため福岡市内の病院で死去した。62歳だった。協会関係者によると、同理事長は19日夜に持病の貧血の症状を訴え、20日朝に救急車で福岡市内の病院に運ばれていた。

 同理事長は史上最年少記録を次々に塗り替え、今も残る最年少記録、21歳2カ月で横綱になった。優勝は史上5位の24回、昭和60年に引退後は大鵬に続く、一代年寄を贈られ、北の湖部屋を創設した。

 平成14年、日本相撲協会理事長に就任。20年に任期途中で辞任したが24年に再び就任し、日本相撲協会の公益財団法人への移行に尽力した。

北の湖 敏満(きたのうみ・としみつ)

 本名・小畑敏満。昭和28年5月16日生まれ。北海道有珠(うす)郡出身。昭和42年初場所で初土俵を踏み、49年名古屋場所後に史上最年少の21歳2カ月で横綱に昇進した。優勝24回は歴代5位。60年初場所で引退し、一代年寄「北の湖」を襲名。同年11月に三保ケ関部屋から独立して部屋を創設した。 平成14年2月に理事長就任。4選したが、20年9月に弟子の大麻問題で辞任。23年4月に弟子の八百長関与で、8年から務めていた理事も辞任した。24年1月の理事選に当選し、理事長に復帰した。現役時のサイズは1メートル79、169キロ。

  • 断髪式で三保ケ関親方(奥)にハサミを入れてもらう横綱・北の湖=昭和60年9月29日
  • 10月1日、理事会に出席する北の湖理事長=両国国技館(撮影・今野顕)