2015.9.15 12:37

休場の白鵬「唯一、休まずやってきたのが長所だったのに…」

休場の白鵬「唯一、休まずやってきたのが長所だったのに…」

膝の診察のため病院を訪れた白鵬=東京都内(撮影・今井正人)

膝の診察のため病院を訪れた白鵬=東京都内(撮影・今井正人)【拡大】

 大相撲の史上1位となる35度の優勝を誇る横綱白鵬(30)が15日、2007年名古屋場所の横綱昇進後、初めて休場した。史上1位の横綱連続出場は722回で途切れることになった。

 同日朝、東京・墨田区内の病院で精密検査を受けた白鵬は「左膝の炎症がありました。力が入らない状態。皆さんに申し訳ない」と症状を説明した上で休場を謝罪。さらに「中途半端な気持ちでは土俵に上がれない」と淡々とした表情ながら、悔しさもにじませた。

 場所前の稽古で左膝を痛め、秋場所初日から2連敗。前日14日に支度部屋で「(足が)踏ん張りきれない。初めての感覚。曲げると違和感がある。親方とゆっくり話して決めたい」と休場を示唆していた。

 日本相撲協会に「左大腿四頭筋腱炎で4週間の加療を要する見込み」との診断書を提出。師匠の宮城野親方(58、元幕内竹葉山)は「立つのも痛いくらいのを、俺らの前でいわなかった。(白鵬から)『痛い』っていったのは初めてだったから、よほどだったと思う」と話し、場所後の巡業参加については「途中に出れるかなって感覚」と説明。11月の九州場所は「大丈夫と思う。無理してもいいことない。完全に治って、完全な状態で出したいですからね」と回復を最優先させる方針を明かした。場所後のスケジュールも延期するなど、変更する可能性がある。

 病院から東京・墨田区内の旧宮城野部屋に戻り、改めて取材に応じた白鵬は「(深夜)2、3時まで、いろんな人と話して考えました。唯一、休まずやってきたのが長所だったのに。ショックな部分もある」と心境を吐露。それでも「そういうこともあるということ。人間だから。頑張ります」。時折笑顔も見せながら、完全復活を誓った。

  • 休場が決まり、記者の質問に答える東横綱白鵬関(右)=東京都墨田区
  • 病院での膝の診察を終えた白鵬=東京都内(撮影・今井正人)
  • 病院での膝の診察を終えた白鵬=東京都内(撮影・今井正人)
  • 病院での膝の診察を終えた白鵬=東京都内(撮影・今井正人)
  • 膝の診察のため病院を訪れた白鵬=東京都内(撮影・今井正人)
  • 検査のため病院に入る東横綱白鵬関=東京都墨田区
  • 病院で検査を受けるため車を降りる東横綱白鵬関=東京都墨田区
  • 病院での膝の診察を終えた白鵬=東京都内(撮影・今井正人)