2015.6.17 17:11

室伏、日本選手権欠場の理由を語る「21連覇する人が出てきてほしい」/陸上(2/2ページ)

 日本選手権欠場を発表した際のコメントで、来年のリオデジャネイロ五輪を目指すかは2016年になってから考えを示すとした。これについては「リオに向けてやっていく気持ちはある」としつつも、「若ければ『目指します』と気持ちよく言えるが、さすがにそういう年齢ではない。様子を見ながら、チャレンジをできるか判断したい」と説明した。

 組織委のスポーツディレクターなど多忙を極める中で、自身のトレーニングを十分にできるのかという懸念もある。だが「若いころと同じやり方では難しいと思うが、時間の使い方などを工夫するのは楽しい」と、意気軒高だ。「自分自身を研究テーマとして新しい練習方法などを考えるのはおもしろいと思っている」。5月の連休中には「デスクワークで固まった筋肉をどうほぐしてトレーニングできるようにするかなど、30種類のトレーニング法を考えた」と笑う。

 日本選手権には「理事に選んでもらったので、行って、若い選手と接して励ます場があれば」。同じ投擲(とうてき)種目では、やり投げ女子の海老原有希(29)=スズキ浜松AC=や男子のディーン元気(23)=ミズノ=の名を挙げて期待を表した。

 また桐生祥秀(19)=東洋大=の活躍で100メートルで9秒台の期待が高まっている短距離についても、「彼(桐生)の功績は大きいが、ほかにも9秒台を狙える選手はいると思う。出やすい機運になっているし、頑張ってほしい」と温かい視線を向けた。