2015.4.19 05:03

雨でも9秒台出す!桐生、200M完敗3位で「飢え増した」/陸上(2/3ページ)

男子200メートル決勝 20秒80で3位に終わった桐生祥秀=エディオンスタジアム広島

男子200メートル決勝 20秒80で3位に終わった桐生祥秀=エディオンスタジアム広島【拡大】

 9秒台突入への華々しいリハーサルとはいかなかった。男子100メートルを翌日に控えた200メートル決勝。カーブの立ち上がりで藤光に先行を許した桐生は、まさかの3位。会見場では思わず苦笑いを浮かべるしかなかった。

 「距離に対する恐怖は敗因の一つ。疲れるところがないし、筋肉痛もなかった。駄目駄目なレースだった」

 予選の走りは期待を抱かせた。追い風1・9メートルの好条件下、20秒56の大会記録を樹立。決勝では京都・洛南高3年時にマークした自己ベスト(20秒41)更新は、必至かと思われたが…。

 思わぬ失速を招いたのは久々に体験した距離にあった。200メートル出場は昨年9月の日本学生対校選手権以来。「予選(の時点)で長いと思った」と弱気になっていた。

 それでも、指導する土江寛裕コーチ(40)は、“惨敗”を前向きに捉え、100メートルでの逆襲に期待する。「心理的なバネになる。うまくプラスに働いてくれれば」。

 桐生も同じ。この日の3位が、伊東浩司の持つ100メートルの日本記録(10秒00)を更新する9秒台突入への意欲をさらに増幅させた。「勝利への飢えが増した。マイナスだけじゃない。きょうのことを忘れて、自己ベストでけがなく大会を終えられたら」。

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  • 大会記録の20秒56でゴールする、桐生祥秀=エディオンスタジアム広島(撮影・山下香)
  • 大会記録の20秒56でゴールした、桐生祥秀=エディオンスタジアム広島(撮影・山下香)
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