2015.4.15 18:07

初全日本入りの16歳・宮部藍梨「成長できるチャンス」/バレー

高校生としてただ一人選ばれた宮部藍梨。高さを生かした強打が持ち味だ=東京都北区のナショナルトレーニングセンター

高校生としてただ一人選ばれた宮部藍梨。高さを生かした強打が持ち味だ=東京都北区のナショナルトレーニングセンター【拡大】

 14日に東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われたバレーボール全日本女子「火の鳥ニッポン」の記者会見。高校生でただ一人登録された宮部藍梨(16)=大阪・金蘭会高2年=は「(春高の決勝より)今の方が緊張しています」と初々しい表情を見せた。

 1月の全日本高校選手権(春の高校バレー)では1年生エースとしてチームを高校総体、国体に続く3冠に導いた。最高到達点は、今回の登録メンバーの中でも長岡望悠(23)=久光製薬=の3メートル10に続く全体2位の3メートル09。高さを生かした強打が武器だ。真鍋政義監督(51)も「あのアタック力はすばらしい。シニアの中で、どれだけ通用するか見てみたい」と選出した理由を話す。

 当初、高校の池条義則監督からは「合宿がある」と告げられただけで、それがシニアの全日本だと知ったのは今月6日の登録選手発表後。「(知人から)おめでとうといわれて、ビックリしました」。将来の夢だった全日本入りが「こんなにすぐにくるとは思ってなかった。本当に自分でいいのかなとも思った」という。

 国内の高校では抜群の高さだが、ユースなどで国際大会に出場した経験から「世界では自分の高さは通用しない。うまさやテクニックを身につけたい」。そう冷静に話すと、「(合宿で)先輩方のプレーを見て、いいところを盗んで自分のものにしたい」と意欲も。「自分自身が成長できるチャンス」と期待に胸を膨らませた。