2015.3.22 18:03

川内、ぶっちぎりゴールで回復に手応え 代表選考方法に戸惑いも/マラソン(3/3ページ)

ハーフマラソンでスタートした川内優輝(中央)=熊谷さくら運動公園

ハーフマラソンでスタートした川内優輝(中央)=熊谷さくら運動公園【拡大】

 「僕はタイムより勝負が重視されると思い、福岡で優勝争いをすればいいと思っていたんです。2時間2分を出すのは今の日本人には無理だけど、勝負重視なら持ちタイムが2時間6分でも戦える」。だから、海外で多くの選手と勝負する強化計画を立てていた。

 ところが女子の世界選手権代表選考では、ただ一人選考レースで優勝した田中智美(27)=第一生命=が落選し、より上のタイムを出した選手が選ばれた。

 「女子の選考を見るとタイムが重視されている。そうなると福岡は不利ですからね」。選考レースのうち東京とびわ湖毎日ではペースメーカーが30キロまで走るが、福岡国際は20キロまで。当然、この差はタイムに影響する。「福岡がペースメーカーを30キロまでに伸ばしてくれればいいんですが、そうでなければ(五輪切符を)東京マラソンで狙わなければならなくなるかも…」

 福岡で切符を獲得し、翌年3月のソウル国際で記録に挑戦するのが、当初の計画。その変更を迫られかねない事態に、戸惑いを口にした。