2015.3.2 05:03

錦織、練習不足でも準V!世界3位お預け…4位は確定/テニス(2/3ページ)

特集:
錦織圭
男子シングルス決勝でリターンする錦織圭=アカプルコ(共同)

男子シングルス決勝でリターンする錦織圭=アカプルコ(共同)【拡大】

 懸命にラケットを伸ばし返球した錦織のロブは、ラインをわずかにオーバーした。2013年3月のマイアミオープン以来、5連勝中と相性のいいフェレールに根負けした。

 「決めきれないポイントが積み重なって、焦りがプレッシャーに変わった。それでミスが増えてしまった」

 第1セットから押された。しつこく打ち返されたことで集中力がそがれ、ショットの精度は落ちていった。このセットに限れば錦織の第1サーブ成功率が60%なのに対し、得点につながったのは42%。一方のフェレールは第1サーブからの得点率が59%。自身の体を目がけて打ち込まれた強烈なサーブで得意とする精度の高いリターンを封じられた。

 第2セットは0-3と先行されながらも必死に食らい付いた。体へのサーブには対応し始めたが、自身のサーブは最後まで安定しなかった。5-5の第11ゲームでは痛恨のブレークを許し、最後まで本来の正確なプレーをできなかった。

 優勝したメンフィス・オープン後、インフルエンザに感染。大会前は練習を積めなかったことを明かした。それでも、前を向いた。

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