2015.1.26 05:05

重友、日本勢最高3位!どん底から世界陸上最有力に!!/マラソン(4/4ページ)

3位でゴールする重友梨佐=ヤンマースタジアム長居(撮影・寺口純平)

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★日本陸連幹部の声

 尾県貢・専務理事 「(優勝した)ガメラは世界レベルの走りをした。日本選手も最後まで優勝争いする走りが求められる。(重友は)日本の大黒柱となる存在」

 重友の所属する天満屋の総監督でもある武冨豊・女子長距離マラソン部長 「現実的には世界との差があると感じる。重友は復活のきっかけをつかんだ。ほっとしている」

重友 梨佐(しげとも・りさ)

 1987(昭和62)年8月29日生まれ、27歳。岡山・備前市出身。小3時に備前市ジュニア陸上クラブで競技を始め、岡山・興譲館高3年時には全国高校駅伝優勝。2006年に天満屋入社。11年4月のロンドンで初マラソン。2度目のマラソンとなった12年大阪国際は2時間23分23秒で初優勝し、五輪代表に選ばれた。同年のロンドン五輪は79位。14年の大阪国際は自己ワーストとなる2時間58分45秒の64位だった。1メートル68、52キロ。

重友の大阪国際VTR

 ★2012年大会 自身2度目のマラソンで初出場。序盤から積極的なレース運びで福士加代子(ワコール)や野尻あずさ(第一生命)らと先頭集団を形成した。20キロ地点で、福士との一騎打ちとなり、26キロ過ぎから福士を引き離し、日本歴代9位となる2時間23分23秒で優勝。
 ★14年大会 序盤から先頭に立ちレースをけん引したが、16キロ過ぎから失速。その後もペースは上がらず、最後はフラフラになりゴール。自己ワーストとなる2時間58分45秒の64位に沈んだ。

世界選手権の女子マラソン代表選考

 日本の代表枠は最大3。昨年11月の横浜国際と今回の大阪国際、3月の名古屋ウィメンズの日本人の上位3人と、昨年8月の北海道の日本人最上位が候補となる。選考は、日本陸連が設定する2時間22分30秒の選考タイムをクリアした選手やナショナルチームのメンバーが優先される。世界選手権で8位以内に入った日本選手最上位が、2016年リオデジャネイロ五輪のマラソン日本代表に内定する。

大阪国際女子マラソン

 1982年に始まり、今年で34回目。世界的に好記録が出やすいことで知られ、日本陸連から世界選手権、五輪などの代表選考レースに指定されている。今回は今年8月に開催される世界選手権(中国・北京)の代表選考会を兼ねている。最多優勝はカトリン・ドーレ(ドイツ)の4回。

(紙面から)