2015.1.26 05:05

重友、日本勢最高3位!どん底から世界陸上最有力に!!/マラソン(2/4ページ)

手を振る重友梨佐

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 拍手が沸く競技場に入ると、表情が和らいだ。両手をいっぱいに広げ、笑顔でゴールに飛び込んだ。力走を見せた重友は優勝会見を待つ間、競技場の外に出た。

 「去年の自分と合わせて、2回分、お礼をいわせてください」

 仲間や応援してくれた人たちに囲まれ、深々と頭を下げた。自己ワーストの2時間58分45秒で64位に沈んだ1年前とは違う涙だった。

 「自分の破れなかった殻を、少し破ることができた。後半苦しくなったときには正直、去年のことが頭の中をよぎったけど、それを振り払うレースにすると決めていた」

 5キロ過ぎに抜け出したガメラ(ウクライナ)を追った。折り返し地点で引き離されたが、前に進み続けた。

 日本勢最上位の2時間26分39秒で3位。代表選考は3月の名古屋ウィメンズを残すが、昨年11月の横浜国際で優勝した田中智美(第一生命)を18秒上回り、タイムでは最上位。世界への道をつないだ。

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