2015.1.23 18:22

白鵬が史上最多33度目の優勝! 稀勢との取り直しの一番制す/初場所

横綱白鵬が大関稀勢の里を押し倒し、33度目の優勝を決める。大鵬を抜いて単独史上最多に立った=東京・両国国技館

横綱白鵬が大関稀勢の里を押し倒し、33度目の優勝を決める。大鵬を抜いて単独史上最多に立った=東京・両国国技館【拡大】

 大相撲初場所13日目(23日、両国国技館)横綱白鵬は2敗の大関稀勢の里を取り直しの一番で押し倒して、初日から13連勝。2敗だった横綱日馬富士が横綱鶴竜に下手投げで敗れ、3敗目を喫したため2敗力士がいなくなり、白鵬の5場所連続優勝が決まった。白鵬はこれで元横綱大鵬を抜き、史上最多の33度目の優勝を飾った。12日目に7敗目を喫したかど番の大関豪栄道は、平幕遠藤を送り出して6勝目を挙げた。

 白鵬が、勝てば優勝が決まる一番。横綱が鋭い出足で立ち合うとまわしこそ取れなかったが、勢いそのままに一気に前に出た。そのまま稀勢の里を土俵際に追い詰めたが、押し出す瞬間に稀勢の里に小手投げを打たれた。軍配は白鵬に上がったが、勝負審判から物言い。両者が同体で落ちたとして取り直しとなった。

 迎えた取り直しの一番。こうなれば横綱の意地にかけても負けられない。気迫のこもった勢いのある出足で前に出ると、稀勢の里を圧倒。強烈な突きと張り手で相手の体勢を崩すと、前まわしを取っておっつけ、そのまま押し倒した。土俵上で大きく息をフーッと吐いた白鵬。場内からは大鵬超えの歴史的な33度目の優勝に、大きな拍手が沸き起こった。

白鵬の話「取り直しでの優勝33回だから、楽ではなかった。いい相撲で見応えがあったと思う。大事な一番だった。(大記録の感想は)まだ2番あるし、千秋楽にならないと分からない。これからゆっくり考えたい」

王貞治・ソフトバンク球団会長の話「昨年、九州場所で大鵬親方の記録に並び、本人にしか分からない大きなプレッシャーを乗り越え、翌初場所で塗り替えるとは、大したものだ。まだまだ白鵬時代は続くだろうし、どこまで優勝回数を伸ばすか楽しみだ」

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