2015.1.23 05:00

【浪速の花、燃ゆ(下)】野尻あずさ、一人で五輪「追求」し3年…今度こそ掴む(1/2ページ)

雪の影響を受ける地元を離れ、東京・大田区でトレーニングに励んだ野尻(撮影・澤野貴信)

雪の影響を受ける地元を離れ、東京・大田区でトレーニングに励んだ野尻(撮影・澤野貴信)【拡大】

 追求。今、この言葉が最も似合うランナーかもしれない。とりわけ2016年リオデジャネイロ五輪への思いは、この2文字そのもの。野尻あずさ(32)=ヒラツカ・リース=が見つめる先は、ひとつだけだ。

 「やりたいことはいっぱいあるけど、やれることは1個しかない。全部を注ぐとして、あと1年とちょっと、リオに向けて毎日を過ごしたい」

 苦い思いを何度も経験してきた。日大在学時にノルディックスキー・距離での2006年トリノ五輪出場を逃し、08年に陸上の道へ。マラソンで12年ロンドン五輪を狙い、同年の大阪国際で自己ベストの2時間24分57秒で3位に入ったが、重友梨佐(天満屋)が独走V。また五輪代表にはなれなかった。

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