2015.1.10 05:02

“新米エース”工藤が柏井初V導く!準決勝は「通過点」/春高バレー

柏井の工藤は会場で調整。決勝進出を目指す (撮影・中鉢久美子)

柏井の工藤は会場で調整。決勝進出を目指す (撮影・中鉢久美子)【拡大】

 第67回全日本バレーボール高校選手権(春の高校バレー、サンケイスポーツなど主催)は10日、東京・千駄ケ谷の東京体育館で男女の準決勝が行われる。9日は男子4チームと女子2チームが会場で練習。柏井(千葉)の“新米エース”工藤嶺(2年)は「目標は優勝」と言い切った。男子の大塚(大阪第1)と愛工大名電(愛知)は“合同練習”を行い、決勝での対戦を誓い合った。

 準決勝を前に、工藤が言い切った。

 「目標は優勝。まだ通過点です」

 7日の準々決勝では中元南と工藤の2年生エース2人が、下北沢成徳(東京第2)の1年生エース、黒後愛との打ち合いを制して2年ぶりの4強入りを決めた。アジアジュニア選手権(昨年7月、台北)銀メダルメンバーの中元に対し、工藤はまだレフトに回って5カ月という“新米”だ。

 昨年8月の高校総体で2回戦敗退後、国安鉄太郎監督(43)にセンターからコンバートされた。「サーブで崩されたとき、相手を崩せる高さがあるのは(1メートル77の)工藤しかいなかった」。中学時代に多少経験があったが、ほぼ初めてのポジションを5カ月でモノにした。「1年下の黒後にも、チームメートの中元にも負けたくない」と、負けん気の強さを示す。

 「日本一になって、3年生の先輩をいい思いで引退させたい。緊張感を絶やさずに臨みたい」。準決勝へ、表情を引き締めた。 (只木信昭)

(紙面から)