2014.12.23 10:00

【出動!特命記者】フィギュア世界王者・羽生結弦がモテる理由(3/5ページ)

特集:
そこが知りたい 出動!特命記者
羽生結弦
羽生がモテる理由はフィギュアスケートの実力だけではなかった

羽生がモテる理由はフィギュアスケートの実力だけではなかった【拡大】

 その後もシーズンごとにメッセージが届く。12-13年シーズン終了後から直筆ではなくなったが、先日も、ポストカードは届いた。

 世界王者になる前もファンは数人ではなかったはず。ポストカードに手書きでお礼を書くのは、並大抵の労力ではない。感謝の気持ちを伝えたい-。強い思いがある。

 律義な人柄の一端を証言するのはレークプラシッド五輪女子代表の渡部絵美さん(55)だ。東日本大震災から1年後の12年3月、渡部さんは仙台市内の羽生のホームリンクでスケート教室を開いた。4カ月後、カナダから一時帰国した羽生に、深々と頭を下げられ「本当にありがとうございます」といわれた。

 「教室を開いたのは私で、お礼をされることはないのですが…。こんなことをいわれたのはスケート界で男女通じて初めてです」

 自身は直接関係しないにもかかわらず、故郷と後輩に代わっての感謝が大先輩の心を打った。

 国民的な人気者となった羽生が全員に返事を送ることは難しくなった。GPファイナル優勝の帰国会見ではファンに向けて律義に説明している。

 「(ファンが)多くなるにつれ、全員にあいさつすることができなくなった。感謝の気持ちを(演技で)伝えられたら」

 誰もが羽生を応援してしまう。モテる要素は表に出ているだけではない。それがユヅくんの“モテる理由”だった。

【続きを読む】