2014.12.1 13:36

羽生を指導するオーサー氏が会見「人間として成長することを望んでいる」

『チーム・ブライアン』刊行記念会見を行ったブライアン・オーサー氏

『チーム・ブライアン』刊行記念会見を行ったブライアン・オーサー氏【拡大】

 ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦(19)=ANA=を指導する、ブライアン・オーサー氏(52)=カナダ=が1日、東京・港区の在日カナダ大使館で会見した。12月11日に開幕するGPシリーズ上位6人で争うファイナル(バルセロナ)には、羽生に加え、教え子のハビエル・フェルナンデス(23)=スペイン=が出場する。

 --羽生とフェルナンデスの違いは

 「人として性格は正反対。ユヅルはリンクの時間を大切にしているのに対し、ハビエルは社交的で自由に生きている。ただ2人は、友人としてよい関係を築いている」

 --ソチ五輪優勝後の羽生について

 「(フリーでミスが相次ぎ)大喜びはしていなかったので、『誇りに思っていい。金メダルは誰にも奪われるものではない』と激励した」

 --指導方針は

 「健全さが大切。スケーターとしてだけでなく人間として成長することを望んでいる。人生をうまく生きていくためのツールを提供したい」

 --羽生との信頼関係は 

 「シーズンを重ねるたびに、よりよく理解できるようになっている。気心が知れている。NHK杯の出場について忌憚のない意見を交わせた」

 --NHK杯の出場について

 「2つのプランがあった。A案は『昨季はGPファイナル、ソチ五輪、世界選手権を制した。だから出場しなくても構わない』。B案は『体の状態に合わせて演技構成をシンプルにしよう』というものだった。ユヅルは『自分の心の声に耳を傾けるなら出場したい』と言っていた。大阪での非公式練習をみたとき、彼は安心していたようにみえた」