2014.11.27 20:03

【羽生、大会前日の一問一答】自分の限界に挑んでいる。死と隣り合わせ/フィギュア

公式練習で笑顔を見せる羽生結弦=大阪なみはやドーム

公式練習で笑顔を見せる羽生結弦=大阪なみはやドーム【拡大】

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯が28日、大阪・なみはやドームで開幕する。第3戦の中国杯で中国選手と激突して負傷したソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(19)=ANA=が27日、大阪市内で会見した。

 --大会の抱負は

 「抱負を言う前に、中国杯でご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。深刻に心配なさらずに。万全の調子ではない。レベルを落とす構成にしているが、がんばって一生懸命滑る」

 --なぜ出場する

 「中国杯は普通なら棄権する大きなけが。みなさんが心配してくれた。診断していただいて、滑らせていただいた。ファイナルにいきたい意思を尊重してくれた。その意思を無駄にしたくない。歩くのも大変な時期もあった。最終的に現地で滑って、感覚的に普通に近いと判断した」

 --体の状態は

 「実際万全の状態じゃない。体力はしっかり落ちている。構成を下げてまで出て申し訳ない。ファイナルに出たい思いがある。いまできる自分の最高の演技がしたい」

 --中国杯の激突は

 「自分の限界に挑んでいる。ある意味、死と隣り合わせ。(激突は)1秒に満たない時間の差があったら、いなくなっていたかもしれない。当たりどころがよかった。顔をそらすことができて、なんとか衝撃を避けられた。国境を越えて、米国のドクターが駆け寄って見て判断してくれた。脳しんとうの危険はないとブライアン(オーサー)も理解した。リスクはあったけど、ドクターを信じて滑りたいと思った。ここ(会見場)にいること自体、奇跡に近い。たくさんの方に無謀だったといわれたが意思を尊重してくれた連盟、ブライアン、自分の体に感謝している」