2014.10.4 05:03

川内、銅で内定取れず…「世界選手権」選考は出ない/アジア大会(3/3ページ)

特集:
仁川アジア大会
3位でフィニッシュした川内優輝=仁川(撮影・桐山弘太)

3位でフィニッシュした川内優輝=仁川(撮影・桐山弘太)【拡大】

 今後は海外レースなどでスピード強化に取り組み、日本陸連が今年6月に世界と戦う上での目標タイムに設定した2時間6分30秒のクリアに挑む。さっそく11月2日のニューヨークシティー・マラソンに出場予定。「強さを身につけてこういう舞台に戻って来られるか。来られなければそれだけの選手」。来年12月の福岡国際マラソンで2016年リオデジャネイロ五輪切符獲得という青写真実現へ、強い覚悟を示した。(角かずみ)

日本陸連の宗猛男子中長距離・マラソン部長 「川内も松村も中途半端なレースになってしまった。思い切った走りができなかった。川内は世界選手権は知らないなんて言わず、もう1回(代表選考レースに)チャレンジする勇気を出してほしい。ただ“僕は(代表に)入りません”という中で、(代表に)入れるわけにはいかない」

世界選手権男子マラソン選考

 今大会の金メダルで代表に内定したが、それがならなかったため、福岡国際、東京、びわ湖毎日のいずれかで、日本陸連が設定する2時間6分30秒を切るか、それに近いタイムを出すことが必要となる。男子は最大3人を派遣する予定で、別府大分もこの3レースに準ずる形で選考レースとされる。

川内 優輝(かわうち・ゆうき)

 1987(昭和62)年3月5日生まれ、27歳。埼玉・鷲宮町(現久喜市)出身。春日部東高から学習院大に進み、卒業前の2009年2月の別府大分毎日で初マラソン。その後は埼玉県庁に入庁し、市民ランナーとして実績を残した。世界選手権には2度出場し、11年大邱大会、13年モスクワ大会ともに18位。12年ロンドン五輪出場は逃した。自己ベストは2時間8分14秒。1メートル75、62キロ。

(紙面から)