2014.8.11 05:02

バレー名門・大阪国際滝井、異例の登録ミスで敗退/高校総体

 全国高校総合体育大会第10日(10日、東京体育館ほか)バレーボールは女子の準々決勝までを行い、日本代表候補の古賀紗理奈(3年)を擁する熊本信愛女学院など4強が出そろった。3回戦では、登録の違反から大阪国際滝井が第1セットを没収される異例の事態で敗退した。弓道の団体は倉吉西(鳥取)が男女同時優勝を果たした。

 名門・大阪国際滝井が金沢商(石川)と対戦したバレーの3回戦で、珍事が起きた。第1セットを奪った滝井が、第2セットも15-9としたところで、審判が試合を止めた。十数分間の協議を経ての再開時、滝井の得点は0になっていた。

 登録ミスだ。事前に背番号2と3に登録された選手2人が、入れ替わった数字のユニホームでプレーしていた。高校レベルでは有名な選手だったことから、観戦していた関係者が気づいたという。

 審判はルールに従い、第1セットを没収のうえ「0-25」で金沢商が獲得-と変更。第2セットは2人を交代させた上で、「0-9」から続行させた。石川俊彦競技委員長が「セットの没収自体、過去に記憶がない」という異例の事態で、主軸を失ったチームは健闘及ばず敗北。選手たちは涙に暮れ、才崎哲次監督は「何でこんなことになったのか分からない…」と頭を抱えた。 (只木信昭)

(紙面から)