2014.5.26 19:51

「これからが大変」気を引き締めるエース田児/バドミントン(1/2ページ)

バドミントン男子のトマス杯で初の世界一を達成し、帰国した(前列左から)田児賢一、上田拓馬、桃田賢斗、遠藤大由、早川賢一、(後列左から)平田典靖、橋本博且、園田啓悟、佐々木翔、嘉村健士=26日午後、成田空港

バドミントン男子のトマス杯で初の世界一を達成し、帰国した(前列左から)田児賢一、上田拓馬、桃田賢斗、遠藤大由、早川賢一、(後列左から)平田典靖、橋本博且、園田啓悟、佐々木翔、嘉村健士=26日午後、成田空港【拡大】

 バドミントンの国・地域別対抗戦、男子のトマス杯と女子のユーバー杯(18~25日、インド・ニューデリー)で、初優勝を果たした男子日本代表が、33年ぶりに決勝に進出し銀メダルを獲得した女子とともに26日、全日空便で成田空港に帰国。

 「優勝できて、すごいうれしい」とは、準決勝の中国戦でエース対決となる第1シングルスに勝ち、流れを呼び込んだ田児賢一(24)=NTT東日本=だ。同時に「優勝してみて、これを10回やってきた中国(正確には過去優勝9度)はすごいと、改めて思った」。

 「これからが大変。2年後(の次回トマス杯)には、2位では周りは納得してくれなくなる。もっともっと上を目指してやらないといけないと痛感した」。田児は、ある種の危機感さえ訴える。

 「なでしこ(サッカー女子日本代表)も、そうだったでしょ。W杯で優勝したら、次は『優勝』(が期待されること)になる」。それがいかに大変かは、戦ってきた田児だからこそ、重々承知している。「中国に勝ったのは、サッカーでいうならブラジルに勝つようなものですから」

 王者として君臨するからこそ、中国には優勝しかないというプレッシャーがあった。「それが、最初に僕が勝ち、相手のプレッシャーが増した中で2戦目のダブルスで勝って、追い込めた」。ロンドン五輪シングルス金メダリストの林丹が五輪後に休養し、世界ランキングを下げていることで第3シングルスにしか出られず、結果的に出番が回らなかったという運も日本に味方していた。

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