2014.1.26 05:00

【日の丸戦士37個のメダル(25)】ジャンプ個人ラージヒル・原田雅彦「銅」

原田(右)は個人で銅メダル。優勝の船木とともに表彰台に立った

原田(右)は個人で銅メダル。優勝の船木とともに表彰台に立った【拡大】

 1998年長野五輪ジャンプ個人ラージヒル。原田雅彦は1回目6位から巻き返しを狙った。2回目はひときわ高く飛び出すと、誰よりも長く高く宙を舞い、K点をはるかに越える。飛びすぎてテレマーク姿勢を取れず、両足着地となった。

 コンピューター計測が135メートルまでしかできず、測定員が手動で計測したため、電光掲示板にはなかなか名前も記録も出ない。最後の選手が飛び終わってからアナウンスされた記録は、136メートルのジャンプ台記録だった。0・1点差で銅メダルを獲得し、「やっと個人のメダルが取れた」と泣き笑い。前回リレハンメル五輪団体での失速ジャンプの呪縛(じゅばく)から解き放たれた。

 現在は雪印メグミルクのコーチとして、後進の育成にあたっている。

原田 雅彦(はらだ・まさひこ)

 1968(昭和43)年5月9日生まれ。北海道上川町出身。東海大四高-雪印。1メートル73、56キロ。

(紙面から)