2014.1.20 05:00

【日の丸戦士37個のメダル(19)】スピードスケート女子5000M・山本宏美「銅」

銅メダルの山本宏実(右)は、小笠原みきの祝福を受け、笑顔が広がった

銅メダルの山本宏実(右)は、小笠原みきの祝福を受け、笑顔が広がった【拡大】

 1994年リレハンメル五輪。橋本聖子に代わって“スピードスケートの女王”の座についたのは北海道・駒大苫小牧高の後輩、山本宏美だった。銅メダルで橋本(8位)のラストランに花を添えた。

 得意の5000メートル。前年に左足首靱帯(じんたい)を痛めて手術を受け、ピッチ走法に変えたのが功を奏した。多くの選手がペース配分に苦しむ中、レース後半も前半とほぼ変わらぬラップを刻み、7分19秒68でゴール。自己の持つ日本記録を11秒17も更新した。

 男女を通じてスピードスケート長距離で日本初のメダルに「自分の滑りをすればメダルが取れるかもしれないと思っていたけど…。本当にうれしい」と喜びをかみしめた。95年に引退し、アイスホッケー長野五輪代表の山中武司と結婚した。

山本 宏美(やまもと・ひろみ)

 現姓・山中。1970(昭和45)年4月21日生まれ。北海道白老町出身。駒大苫小牧高-新王子製紙。1メートル61、54キロ。

(紙面から)