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美姫、五輪切符にも「喜び半分」/フィギュア

2009.12.5 21:51
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 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表選考会、グランプリ(GP)ファイナル第3日(東京・国立代々木競技場)は5日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は合計185.94点で2位となり、来年2月に行われるバンクーバー冬季五輪の代表に内定した。

 2度目の五輪を安藤がガッチリとつかんだ。2位。GPファイナルで自身初のメダルも手に入れた。「初めての表彰台は本当にうれしい。五輪で頑張る気持ちが持てました」と素直に喜んだ。誰より早く勝ち取った代表の座は心地よかった。

 本音は「喜びは半分」だった。冒頭の連続3回転ジャンプは2つ目を2回転に変更、2回転半−3回転のコンビネーションも3回転が2回転に。「まだ完全じゃない。それが反省点」。中盤の3回転でも転倒し、多くの課題が頭に浮かんだ。

 内容は悪くない。3つのスピンはすべて最高のレベル4を獲得。表現力を示す5項目の演技構成点は計61.12点で、高得点に定評がある優勝した金妍児に0.40点差まで迫った。今季磨いた表現力が指先まで行き届き、高く評価されている。

 4年前、初出場したトリノ五輪は「出たい」と念じていた。注目が集まると部屋から出るのも嫌だった。2度目の今回は「出る」と決めて肝を据えた。前回の反省で「リラックスする時間が持てた」という。心の平穏を保ったのも成長だろう。

 全日本選手権で五輪切符を目指す必要はなくなった。「難しい試合。きちんと調整したい」と力を込めた。今季まだ成功がない連続3回転ジャンプなど、積み残した課題を一つでも消化したい。その先に五輪でのメダル獲得が見えてくる。


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