高安、大関復帰失敗…宝富士に敗れ6敗目/初場所

 
高安(手前)が押し出しで宝富士に敗れる=両国国技館

 大相撲初場所9日目(20日、両国国技館、観衆=1万936)関脇高安は宝富士に押し出されて6敗目を喫し、場所後の大関復帰が消滅した。昭和44年以降のかど番制度の「大関は2場所連続負け越しで関脇へ降下。直後の場所で10勝以上すれば復帰できる」という条件を満たせなくなり、支度部屋では口を開かず引き揚げた。

 この日朝は東京・江戸川区の田子ノ浦部屋の稽古場に姿を見せ、「残りの相撲をしっかり取って、早く稽古をしたい。もう一度体をつくり直し、こういう結果を戒めとしたい」と前を見据えた。だが、兄弟子で部屋付きの荒磯親方(元横綱稀勢の里)は「気持ちよくやってきた経験が邪魔をしている。ガンガン稽古をすればいい年齢ではない。体の使い方、力の出し方、伝え方を一度全部見直さないといけない」と指摘する。

 特例条件を生かせず、再び「直近3場所を三役で33勝以上」の目安をクリアして2度の大関昇進を果たしたのは魁傑ただ1人だ。 (奥村展也)

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