御嶽海、白星発進!ニヤリ…大関とり余裕!?/秋場所

 
正代を張り手で突っ張る御嶽海(右)。大関とりへ好調なスタートを切った(撮影・佐藤雄彦)

 大相撲秋場所初日(9日、両国国技館、観衆=1万936)7月の名古屋場所で初優勝し、初の大関とりに挑む関脇御嶽海(25)は正代(26)を押し出し、大関2場所目で初のかど番の栃ノ心(30)は千代大龍(29)をつり出して好発進した。このほかの上位陣は白鵬(33)、鶴竜(33)、稀勢の里(32)の3横綱、大関高安(28)が白星スタートとなったが、大関豪栄道(32)は魁聖に寄り切られた。

 初の大関とりへ、御嶽海が白星スタート。場内も大きく沸いたが、本人はどこか涼し気だ。

 「いつも通りですから、そんなにあおらないで。初日は初日」

 ピンチに見えた場面にも本人だけは落ち着いていた。名古屋場所の優勝の原動力となった生命線の立ち合いに鋭さを欠き、正代に逆に押し込まれた。だが、「相手が見えていた」と左腕をグイと伸ばし、左喉輪を決めて体勢を立て直すと、そのまま休むことなく前に出て押し出した。

 13勝2敗で優勝した名古屋場所が大きな自信になっている。「優勝したことで、これまで以上に余裕を持てるようになった」と話す。

 大関昇進の目安は直前3場所合計33勝とされ、最近2場所で22勝の御嶽海のノルマは11勝。実現不能な数字ではなく、「一発で決めたいですね」という報道陣の質問に「ないです」と即答し、ニヤリとするなど、どこかこの状況を楽しんでいるかのような余裕も。

 名古屋場所に続く2連覇も懸かっており「自分の相撲を取って、白星につなげていきたい」と意気込んだ。(月僧正弥)

学生時代からのライバルだった御嶽海に敗れた正代「自分の形になれなかった。少しでも腕が入っていれば、また違ったと思うけれど」

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