(3)バレー・黒後愛、春高のスターから20歳日本のエースに

目指せ!アジア大会の頂点
急成長する20歳の黒後。エースとして、チームをアジア王者へ導く

 バレーボール女子の黒後(くろご)愛(東レ)は今季、代表デビューした20歳のアタッカーだ。

 「いろんなことを経験したい」と臨んだ5~6月のネーションズリーグでは、1次リーグ中盤から主力としてプレー。1メートル80の身長は世界的に見れば大きくないが、158得点はチーム最多で、アタック決定率も37・44%とチーム最高の数字を残した。

 父・洋さんは宇都宮大バレーボール部の指導者。小学校3年から競技を始め、東京・下北沢成徳高ではエースとして2年から、春高バレーとして行われる「全日本高校選手権」を連覇した。

 高卒2年目で代表のエースに成長したが「もっと幅を広くしたい。できることを増やしたい」と、貪欲に上を目指す。高校と東レの先輩でもある2012年ロンドン五輪銅メダリストの木村沙織さん(31)が目標だ。

 夢は20年東京五輪出場。そのためにも「アジア大会は優勝したい」と力を込める。16年リオデジャネイロ五輪を制した中国や、韓国、タイなど難敵がそろうアジアの舞台に挑む。

黒後 愛(くろご・あい)

 1998(平成10)年6月14日生まれ、20歳。栃木・宇都宮市出身。両親と姉の影響で小3でバレーボールを始める。宇都宮市立若松原中から下北沢成徳高に進み、2017年1月「春の高校バレー」として行われた全日本高校選手権で2連覇を成し遂げ、最優秀選手に選ばれた。卒業後は東レ。座右の銘は「笑う門には福来る」。ウイングスパイカー。1メートル80、70キロ。

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