シャラポワに勝った!大坂、元世界1位をストレー倒「戦えて光栄」/テニス

 
大坂が憧れのシャラポワを撃破。元世界ランキング1位と激しく打ち合った (USA TODAY)

 テニス・BNPパリバ・オープン(7日、米カリフォルニア州インディアンウェルズ)四大大会に次ぐ格付けの大会。女子単1回戦で世界ランキング44位の大坂なおみ(20)=日清食品=が元世界1位で現在41位のマリア・シャラポワ(30)=ロシア=を6-4、6-4で破った。2回戦では第31シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(29)=ポーランド=と対戦する。奈良くるみ(26)=安藤証券=はカイア・カネピ(32)=エストニア=に6-1、4-6、4-6で敗れた。

 力勝負で上回った。大坂は初対戦だったシャラポワにストレート勝ち。四大大会で5度の優勝を誇るスター選手を破った。

 「子供の時から見ていたから、彼女が常に闘争心を持ってプレーするのは知っていた。そんな彼女と戦えて光栄だった」

 1時間半を超える打ち合いを制した大坂は、コート上のインタビューで素直に喜んだ。

 第1セット。5-4で迎えた第10ゲーム。サーブが不安定な元女王のダブルフォールトからつかんだセットポイントの好機を生かした。セットを先取し優位に立ったが、大坂の顔色は変わらない。

 第2セットも集中し、バックハンドを積極的にストレートに運んで揺さぶった。第1セットと同様、第10ゲームにシャラポワのサーブが乱れて迎えたマッチポイント。最後は相手のバックハンドがネットにかかった。

 シャラポワは2016年、全豪でのドーピング検査で禁止薬物のメドニウムを検出され、15カ月間の資格停止に。昨年4月の復帰後、10月にツアー優勝を飾ったが、それ以外は決勝進出がない。

 全盛期の輝きを取り戻せていない相手だが、大坂は敬意を忘れなかった。反撃されても「相手はシャラポワ。イライラするなんて敬意に欠けるわ」と自分に言い聞かせたという。

 「いつもとは考え方を変えた。おかげで落ち着いてやれた」

 ずっと対戦したいと憧れていた選手が、ウィリアムズ姉妹とシャラポワだった。「これでビーナス(昨年2勝1敗)とシャラポワに勝てた。次は(未対戦の)セリーナと戦わなくちゃ」。次の夢を思い描いていた。

BNPパリバ・オープン

 米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われる男女共催のテニスツアー大会。1976年に始まり、今年で43回目。コートはハード。女子ツアーでは、四大大会に次ぐグレードである「WTAプレミアマンダトリー」の大会に位置する。大会の賞金総額は797万2535ドル(約8億3711万円)。昨年、女子単ではベスニナ(ロシア)が優勝。

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